
ふうどばんく東北AGAINの活動
ふうどばんく東北AGAIN(以下「FTA」)の活動は,昨年9月に,多賀城市内の天然酵母にこだわるパン屋さんが,路上生活者の自立を支援するNPO法人ワンファミリー仙台へ,週に一度,調理パンなどを提供したことから始まりました。今年1月からは,個人・小売店の方から,価値があるにもかかわらず廃棄処分されそうな食べ物を無償で提供していただき,路上生活者のシェルターや社会福祉施設に提供しています。現在の活動の特徴は,個人の方からの寄附が多いこと,継続的な寄附が少ないことです。
これからは,食品提供者,受取先,配達ボランティア等とのネットワークを広げていきたいと考えています。そのためにも,活動に当たっては,責任を持って点検・整理して確実に生活困窮者に届ける仕組みをつくっていきます。また,食品を提供してくださる市民・企業,FTA,食品の受取先の三者が,信頼関係に基づき,顔の見える形で食品を流通していきます。
私たちのフードバンクは,余剰食品を廃棄物として処分することを極力なくして,食品として大切に受け取り,保管し,届け,適切に消費していくことによって,食べ物を慈しんでいきます。東北には,自然の恵みに感謝して,「あがいん(どうぞお召し上がりください)」の精神で食べ物を譲り合い,助け合う風土がありました。私たちは,先人から受け継いできた「あがいん」の精神で,食品を提供してくださる方々の「あがいん」「もったいない」という想いを確実に伝え,食べ物の橋渡しをしていく活動をしていきます。
想いをつなげる募金
仙台市の定額給付金の支給に合わせ、仙台市内で貧困の問題・生活困窮者の問題・社会的弱者の問題の解決のために活動している団体が集まり、「想いをつなげる募金」実行委員会を結成しました。
定額給付金は、景気後退下での地域経済活性化策として支給されます。
しかし、その地域には、住民票を持てないために、そもそも給付金を受けられない路上生活者、DV被害者、障害などが理由で、貧困に苦しみ、ぎりぎりの生活を続けている、生活困窮者など、様々な社会的に苦しんでいる人々がいます。
私たちは、今回の定額給付金の予算2兆円が、ほんの少しでも福祉分野に配分されれば、どんなに救われる方々がいただろうかと思っていました。そして、同時に、今回の定額給付金を一時の消費ではなく、社会的な分野に寄附したいと考えている、市民の善意の想いを感じていました。
その「善意の想い」を、福祉的な活動をしている団体に「つなげること」を目的に活動をしております。















